MBA以外のオーストラリア大学院って?(UNSW)

UNSWで大学院に通っていたA氏にインタビューした結果を載せちゃいます。ちなみにA氏は私と同じ会社に勤めている会社員ですので建設系の大学院で勉強されていました。

UNSW

質問1 マスターで何を勉強しているのか?

Build environment (sustainable build environment)です。

ちなみに「Corse work」と「研究室スタイル」が選べるが、Aさんはcourse workなのでコースを取れば卒業できる。取得期間は1.5年。土木、建築などの垣根なく、環境建設としてのマネージメントから各専門的な知識まで幅広く学習できる。

 

2 どれくらいの勉強量か?スケジュール

3ヶ月+3ヶ月の2セメスター制で、1セメンスターで4科目の授業を取る。週4週の授業がある。また一回の講義は最低で3時間だか4−5時間になることも。個人課題とプレゼンテーション、グループワークでのレポートなどが課される。またグループは教授が事前に決めているので好きにメンバーを変更することはできない。

 

3 日本人、外国人の割合、クラスの雰囲気

大学全体を通して日本人と会ったことはまずない。よってクラスの中に日本人もいない。国籍は中国人が多いが、そのほかは多種多様で国籍は本当にバラバラである。MBAと異なり年齢的には若い人が多い(日本の大学院生と同じ感じ)。20代前半から後半くらい。

 

4 卒業要件は何か?

講義ごと期末テストというものはない。理由は、回答があるような課題を扱っているからではなく、これからの建設のあり方を提案していこうという学科だからという理由もある。

 

5 UNSW の良いことを3つあげるとしたら

①アカデミックに研究内容を突き詰めて行くというよりは、できるだけ実務で使えるように実行に落として行くことにより重きを置いているというところ。UNSWはもともと工学部からスタートした歴史も影響していると思われる。

②非常にグローバルな生徒が集まっており、まさに多種多様な意見が飛び交うところ。

③大学はシドニー大学と同じで約5万人の生徒があり、医学部、工学部、理工学部、法律など多様な学科が存在している。そのため学校で他の専門の人との交流も図れる。さらにユニオンみたいな学生の組織があり、参加すれば各種イベントなどにも気軽に参加できる。例えば、Nippon Student Associationというクラブがあり、こちらで日本に関する交流イベントなどが催されている。

 

以上です。MBA以外の大学院に行っている人の話は私もとても参考になります。

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