日本における土木技術&コミュニティ[Vol.1]
私はゼネコンで働く土木分野のエンジニアですが、最近感じたのが、自分の業界のコミュニティーがなんか全然ないかもということです。趣味で土木や建築に興味がある人や、本気で仕事している人などがもっと気軽にコミュニケーションできる場があってもいいような気がします!それが、閉塞的な建設業界に新しい風を引き起こすきっかけにもなる気がしています!
1 土木系のイベント
①社会インフラテック
インフラメンテナンス国民会議と日本経済新聞社は、インフラ維持管理・老朽化対策総合展「社会インフラテック2019」(第2回)を、2019年12月4日(水)から6日(金)までの3日間、東京ビッグサイト南1・2ホールで開催します。https://messe.nikkei.co.jp/in/
②ハイウェイテクノフェア
「高速道路調査会」が主催で、2004年に開始して以来、2018年で15回目の開催となります。 「高速道路の建設・管理技術」に焦点をあてた展示会となります。https://www.express-highway.or.jp/htf/
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2 土木・建設コミュニティー
私自身参加したことないので、あまり詳しくはわかりませんが、ざっと面白そうなコミュニティを紹介します。もっと他産業や趣味の人なども入れるコミュニティが欲しいですね!作りたくなってきました!笑
①建設ポジティブ会
墨出し職人として現場に立っていたメタモルフォーという会社の久保代表が「建設業界を盛り上げたい!」という想いから2017年4月に発足したもの。https://met-a-mor.com/kenposi/
②やんちゃな土木ネットワーク(YDN)
建設業を変えたい、自分たちの仕事を変えたいという情熱を持った人たちの集団で、成27年4月に設立。新技術を使って本格的な活動を行なっています。プロ向けのコミュニティーですね。http://ydn.shizuoka.jp
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3 土木の情報収集用Web・メディア
①ツタドボPRESS365
土木技術者に誇りを持って欲しい。そんな情熱を持って積極的な活動をおこなっている一般社団法人ツタワルドボクの活動の一環として、土木な人もそうでない人も、みんなが楽しめる情報発信しているのが、「ツタドボPRESS365」です。https://tdp365.com
②日経コンストラクション
情報発信メディアとして外せないのが、「日経コンストラクション」。毎月発行の情報雑誌だが、専門家もそうじゃない人も楽しめる内容が満載。有料になってしまうが、もし効率的に最新情報を入手したいならオススメ。https://tech.nikkeibp.co.jp/media/NCR/
なお、日経コンストラクションで取り上げた最新技術などをまとめた単行本「建設テック革命ーアナログな建設産業が最新テクノロジーで生まれ変わるー」が2018年に発売開始されました。私も持っていますが最新情報がコンパクトにまとまっていてとてもオススメです。
③土木の写真集系
土木構造物の写真を扱っているサイトをいくつか発見したので紹介します。
・土木写真家:西山芳一の世界:http://nishiyamah.com
・土木ウォッチング:https://www.doboku-watching.com/index.html
4 土木系の講習会・勉強会(まじめ)
①土木学会主催
言わずと知れた土木分野の主要学会「土木学会」が主催するイベントです。案外無料で超マニアックな技術や最先端の研究な内容を聞くことができます。ちなみに土木学会会館があるのは東京都の四谷駅近くです。なお、土木学会会員になると、毎月学会誌が送られてきます。2018年、学会誌で取り上げられた内容が一覧になっているページを見るだけでも最近の動向をフォローできます。http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp ・
②地盤工学会主催
さらにマニアックな世界として、地盤工学というものがあります。つまり土の力学などの話ですね!地下にものを作ったり杭を打ったりと何かと土に関わる仕事なので、この学会が重要になってきます。講習会はまず有料で結構高いです!https://www.jiban.or.jp/?page_id=805
③土木研究所主催
さらに、さらにマニアックな研究を知りたい人は、国立研究開発法人である「土木研究所」がオススメかもしれません。https://www.pwri.go.jp/jpn/about/pr/event/index.html
④国土交通省主催
土木というと、国のグランドデザインとも関係してきます。つまり国の施策や方針とも強く関係しているわけです。そんな国の役所こそ「国土交通省」です。ここでも一般向けまたは子供向けイベントを主催や紹介しております。http://www.mlit.go.jp/report/file000013.html ・http://www.mlit.go.jp/kids/