日本におけるスタートアップエコシステムの最近の動向

日本のスタットアップに関するエコシステムについては、最近非常に色々な変化があると思い、それをキャッチアップすることが重要だと感じている。とは言っても私が語るよりも、もう完全にまとめられていて分かりやすい読み物があるので、それを紹介しておきたい。それが、「日本総研」の「JRIレビュー 2018 Vol.2, No.53」:

「改善するわが国のスタートアップ事業環境」
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/jrireview/pdf/10154.pdf

 

スタットアップのエコシステムとは?

私なりにエコシステムに含まれる組織やプレイヤーとなる人々をまとめると以下の通りになると思う。研究開発、情報発信やpressを行うCommunityを形成する人たち、Communityハブは、イベントなども含めたMeet upやCo-working spaceなど、そしてincubatooryやacceleratorなどの支援機関、そして機関投資家やエンジェル投資家を含む投資環境、そしてスタットアップで特に必要となるITなどの技術やそれをサポートする企業、そして今の日本経済を集となって支えている大企業たちである。これに加えて、地方や国、または特定の団体の起業支援などがさらに下支えしてくれているイメージである。

特に最近日本で話題になっているのが、大企業が直接スターットアップを支援する動きである。コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)の設立やアクセラレータ・プログラムの提供に乗り出す大手企業が増えている。ただ企業のCVCは景気動向に大きく左右され、むしろ不景気な時に必要となるスタットアップへの投資資金として非常に脆弱になる可能性が高い。そこで直近では私も参加した2018年12月7日に日本の大手ベンチャクアピタル(VC)であるグローバル・ブレインが、オープンイノベーションに対して積極的な大企業集団である 「α TRACKERS(アルファトラッカーズ)」を開設すると発表した。

グローバル・ブレイン、オープンイノベーション推進企業16社を連携する「α TRACKERS」を発表——来年からメディア連載、イベントを定期開催
https://thebridge.jp/2018/12/global-brain-announces-alfa-trackers

このサイトでは、個人的に調査した日本でのエコシステムについて、少々まとめた情報を提供していきたいと思う。

 

 

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