「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
好き度:大 入手法:買った
何より読んで感動しました
ドラッカーとか、マネジメントとかいう以前に、この「みなみ」という野球部の
女子マネージャーの話を読んで感動しました。本当に読んで良かった本の
一冊になりました。実は、今まで「小説」を読んだことは完全にゼロだったので、
新鮮な気持で読み進めていたのですが、いつのまにか一日中読んでいました。
だから、色んなジャンルの本を試してみたいと思うきっかけになった本でもあります。
みなさんも、絶対読んで損はないと思います。
買ったきっかけ
買った理由は、この本の主人公「みなみ」が参考にしている「マネジメント」の本を
すでに買っていたんだけど、読んでも全く面白くなくて、というかむしろ、何が
書いてあるのかがよく分からなくて、それなら
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を
読んで、理解のきっかけにしようと思ったわけ。ただ、前々からすごい売れてるし
(表紙にも100万部突破!って書いてあったし)気になってはいたけど、
すぐには買わずに最近買った。というのも、表紙のイラストが軽い感じの女子高生だし、
「勉強」には、あまり向かないのかな~、あと結構な分厚さだから
読むのも大変そうと思ってしまって。でも結局、このままだと「マネジメント」を
読まずじまいになってしまうと思って、思い切って買ってっみた本だ。
気が乗らずに買った本が、こんなに面白かったことも、そんなにない経験かもしれないけど。
ドラッカー、マネジメント、そして
本書では所々で、「マネジメント」の内容が引用されていて、みなみが、それを
どう解釈し野球部のマネジメントに役立てたのかが書かれている。とても現実的で
分かりやすい。野球部にとっての「顧客」とか、「企業の目的と使命」とか、なるほど!と
思わされることも数多くあった。
でも、僕は、完全にみなみが高校野球部を甲子園に連れていくという「ストーリ」に感動した!!
とくに親友の夕紀が….、って、あまり話したら駄目なのかな。
あとで、本書の目的も、野球部の目的と同様「人に感動を与えること」何だろうなーて思ったけど、
まさにその目標は達成しているような気がしました。
ちょっと改まって自分の仕事を考えても、やっぱり、仕事の顧客、
目的を明確にすることが必要で、その目標を組織として達成できるよう
常にマネジメントすることの重要性を改めて感じました。いわれてみれば、組織や仕事って、
世の中に当たり前のように存在しているけど、非常に奥深いものだと感じました。
さて、僕はこの感動が薄れないうちに、「マネジメント」も読んでしまおう!!
って、自分を自分でマネジメントしなくちゃ。
と思いながら今回はおしまい