静かなリーダーシップ

「静かなリーダーシップ」
好き度:小  入手法:買った

ハーバード・ビジネス・スクール出版の二冊目

前回紹介した「イノベーションのジレンマ」は、私の中では大ヒットの一冊だった。
そんな知的興奮をもう一度味わいたいと思い、同じ出版社で
面白そうな本を探してみた。そしてたどり着いたのが、この本だ。
さて、ハーバードといえば、最近「ハーバード白熱教室」というNHKのTV番組が有名だ。
僕は、夜型のおかげもあり、偶然、NHKの白熱教室に目がとまり、意味の分からないまま、
夜中に見入ってしまっていた一人だ。意味は良く分からないが、
日本の大学での講義との違いというか、本当に好きで学問をしている感じがとても好きだった。
あんな、授業が日本の多くの大学で行われたら、きっと面白いのに!って思う。
いや、そこがハーバードがハーバードたる所以かもしれないけど….。
参考にでも:「ハーバード白熱教室」 http://www.nhk.or.jp/harvard/index.html

意味の分からなすぎる本

さて、話がちょっぴり飛んでしまったので、この本の話に戻るが、
この本、実は、僕が思っていた感じとかなり違っていて、正直、
どう理解したらいいのか最後までよく分からなかった本だ。
内容は、リーダーについてで、一般的に僕らが抱く企業のリーダー、
社長や会長、CEO、ジョブズ、大統領みたいなリーダーだけではなく、
実は、その下にいる何百人もの中間管理職の人間の、日々の絶え間ない
行動が、実は会社を支える重要なリーダーだということを言いたいらしい。
とそこまでは分かるのだが、その理論展開が、非ロジカルな感じで、事例検証の
ようなスタイルで、どんどん羅列されていく。僕のような若手には、経験不足で
理解できないのかもしれないし、難しすぎるのかもしれないが、とにかく
よく分からなかった。ハーバード白熱教室と同じで、全部を分かること自体、
難しいのかもしれないけど。
でも、最近は、何でもかんでも、「誰にでもわかる○○」って本がずらーと並ぶ中、
こんなよく分からない本もちゃんとあるんだな!って、
ちょっと安心というか、そんな気持もあったりする。内容に関しては、
誰か解説してくれる人がいたら教えてください!!って感じです。

投稿者 Yuasa Tomohide

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