「天才たちが愛した美しい数式」
好き度:中 入手法:後輩に借りた
大変なんだー
僕は理系の大学生なんだけど、あんまり数学が好きじゃなくて、
(あんまり大きな声ではいえないんだけど…)
何この記号??っていう感じになって、早速あきらめがちになることもよくあるんだよね。
でも、logで出てくるeって、それを見つけ出すのが、どんなに難しいのかが
ズズーと書いてあるわけです。だから、この本を見ると、
もうちょっと頑張ってみよっって気持ちになる。
僕はこの著者ほど、数式のすごさに感激できるタイプじゃないんだけど、
それでも、きっとすごいなーって思うのは、
数式があることで、僕たちが体感できないような場所や、空間を
予測できることじゃないかと思うこと。たとえば、アインシュタインが宇宙では光が曲がる
とか、時間が遅くなる、っとかいうことが、たった1つの数式から予測できる。
しかも、そういう僕たちの脳では想像しがたい現象は、
事実、観測によって証明されているらしい。
こんなのは、もう「感覚的に….考えて」っとかいうレベルじゃないから、
きっと数式がなかったら訳が分からないことになっちゃうだとうなと。
現在の物理の2テーマは「相対性理論」と「量子力学」
物理学の世界で今、最も研究されているが、この「相対性理論」と「量子力学」らしい。
僕は、高校生の時に「物理Ⅱ」が一番好きだったから、このへんの勉強は好きだったんだけど、
この2つって、ぜんぜん違う考え方で、その2つを統一して考えられないかって研究が進んでいる
らしいなんだけど、今でもまだできていないくらい難しいテーマらしい。
天才=数学が出来る人
それにしても、ふと思ったんだけど、なぜ「天才」っていうと、
数学がめちゃくちゃできる人っていうことになるんだろう。
しかも、よく分からないのは、「数学ができる」ってどいうことなんだろうか、って思ったりする。
単に与えられた数式を解くだけなら、今じゃパソコンでもできるんだから、
きっとそうじゃない。ってことは、数学ができるっていうのは、
数学的な考え方がイメージできて、使いこなせるってことかな。
例えば僕なんかだと、難しい数式を見ても、ふーんって感じで、
何もイメージが出てこない。きっと、「数学が出来る人」って、イメージが出てくるのかな??
でもそれって、なぜ? もっと勉強しよっと。